干し柿

平安時代に日本に持ち込まれたとされる柿。

渋柿は干すことで渋が抜け、砂糖の1.5倍ともいわれるほど甘くなります。
干し柿は砂糖が貴重だった時代に、庶民の甘いものを求める心を満たしたことでしょう。

見た目の華やかさはありませんが、鄙びたたたずまいになんとも日本らしさを感じます。
ひとつひとつ皮をむき、乾燥した冷たい空気に長 くさらされることで引き出されるおいしさ。

栄養たっぷりで悪酔いを防ぐ効果もあるそうです。 

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